紫外線をあてると固まる特殊なインクで素材に印刷する工作機械です。
アクリル板やスマホケースなどの平面だけでなく、ゴルフボールなどの立体物にも印刷できます。
機種: VersaUV LEF-200(ローランドディー.ジー.)
UVインクプリンタの特徴は、紫外線をあてることで硬化するUVインクを使用して印刷することです。フラットベッドに乗せた素材に印刷を行うのですが、プリントヘッドには紫外線ライトがついていて、印刷と同時に紫外線を照射することで、印刷が完了してすぐに使うことができます。乾燥時間は不要です。(ただし、完全に硬化させるために、しばらく天然の紫外線が当たるような使い方をすることをおすすめします。)
一般的なプリンタでカラー印刷に使われるCMYKインクに加え、この機種ではホワイトインクとグロスインク(透明)を搭載しています。
ホワイトインクを下地として使うことで、白以外の有色素材への印刷をしても鮮やかな仕上がりにすることができます。アクリル板などの透明な素材には、裏面から、白インクを被せるように印刷すると、まるで絵が浮いているような美しい仕上がりになります。
グロスインクは、性質上インクが乗りにくい素材への下地として使ったり、印刷面の保護に使用するなどの用途があります。また、特殊なパターン印刷を行うと、光の角度によって表情の変わる仕上がりを加えることもできます。
プリントヘッドから約10mmまでの距離に対応する長距離印刷を使えば、大きな凹凸のある素材や、球面のトップのある程度までの領域にも印刷することができます。
当店でのUVインクプリンタの利用料金は、基本的に面積に応じた計算をします。基本料金はA6サイズ以下で2,000円からで、A5サイズ3,000円、A4サイズ4,000円と、面積が大きくなるほど割安になります。
また、ホワイトインクおよびグロスインクを加えることで、それぞれ基本料金に10%加算されます。いずれか1種で10%増し、両方加えると20%増しです。
詳しくは利用料金表をご覧ください。